無垢テーブルのメンテナンス
月1回のペースで、木組みモデルハウスのガレージにて KIBARASI MARKET を行っています。
その準備を行っている時に、ガレージで眠っていたテーブルを発見しました。
軽く拭いてみましたが、シミのようなものが目立ってしまいます。せっかくの無垢のテーブルなので、綺麗にして再利用することにしました。
※ウレタン塗装や突板貼りのものではできないのでご確認下さい
(1)目の細かいサンドペーパーを軽くかけてみる
(2)ぬるま湯に石鹸を溶かして泡立てる
(3)泡だけをスポンジですくい木目にそってなでる
(4)キレイなタオルで泡をふき取る
(5)風通しの良い日陰で半日ほど乾かす(天日干しすると一気に乾燥して割れることがあります!)
(6)乾いた後400番以上の細かいサンドペーパーをかける
(7)オイルで仕上げる
写真は(3)の泡を乗せている所です
サンドペーパーをかけてオイルを塗ると、目立っていたシミはほとんどなくなりました。オイルを塗ったことで艶も出てとても綺麗になりました。
無垢材は大事に扱い、定期的なメンテナンスで長く使うことができます。
少しづつメンテナンスしながら経年変化を楽しむのは、家具だけでなく住宅も同じです。
無垢の床材・しっくい塗りの壁・外部の木部・・・
自然素材ならではの楽しみ方がたくさんあります。
今回ご紹介したように自分でメンテナンスすれば余計に愛着も湧くのではないかと思います。