2018年11月取材　小松市T様

ご入居されてから約２年のT様宅に伺うと、まるでお引き渡し直後のような美しさが保たれていました。柔らかい杉フローリングに大きな傷が見当たらないのは、ご主人がアイロンを使って自分で補修しているからだそうで、本当にお家を大切にされている様子が伝わってきます。

家づくりの最中、お仕事の都合でなかなか二人そろって打合せができなかったT様ご夫妻は、“外装の責任者がご主人で内装の責任者が奥様”という役割分担をして進めました。当時打ち合わせに使っていた図面を見せていただくと、書き込みがびっしり。些細なことも細かく書き込むことによって設計士に要望を明確に伝えながら、夫婦間の情報共有にも役立てていたそうです。

たくさんのこだわりが詰め込まれたT様宅。ゆったりと使いやすいキッチンも、奥様が何度もキッチンとリビングを行き来するシミュレーションを重ねてたどり着いた理想の広さです。

「あれだけ打ち合わせをして建てたので、疑問点やこうしたらよかったのにと思う場所が無いです。自然素材をふんだんに使って、好きなことを思う存分楽しめる家を建てたかったし、そういう家になって良かったと思います。」と嬉しい言葉をいただきました。家に注いだ情熱の分だけ愛着がわいてくる、家づくりの醍醐味を感じる取材となりました。