ウッドショックについて
TVのニュースなどでも取り上げられるようになってきた「ウッドショック」
すでご存知の方も多いかと思います。
「ウッドショック」とは?
建築材料に使用される、輸入木材の価格高騰・納期遅延などの影響で、国産材も少しずつ価格が高騰しています。全国的に、工期遅延や建物価格の値上げなどが発生しています。
ウッドショックの大きな原因は2つ、
1つめはアメリカと中国の新築住宅ラッシュです。
木材需要が急激に増加し世界の木材が買い占められています。
背景はコロナにより在宅ワークが増え、都市から郊外へ移住される人口の増加や、コロナ対策の経済支援による低金利で住宅ローンが組みやすいためです。
もう1つは海運のコンテナ不足です。
日本へは海運コンテナで木材が輸入されます、そのコンテナの生産大国は中国です。
好景気な中国が自国の輸出入の為に自国製は元より、空のコンテナですら大量に買い集めているそうです。
また、現在日本で建てられている住宅の木材の供給率が低いことも起因していると思われます。日本の住宅の木材供給率は、37.8%というデータがあります。
森林に囲まれた国土があるにも関わらず、多くの建築材料は、外国から輸入しているという状況があります。
今回のウッドショックで、輸入材から国産材にシフトされつつある業界ですが、その需要に応えられない日本の林業の衰退化があると言われています。
現在、日本の山から伐り出される木材は、ほぼ森林組合が伐採しています。
森林組合は、伐り出した木材だけでは生計が成り立たず、補助金をもらって、林業を続けている現状です。需要があっても、経営が成り立たない、また人材も不足している。
そういったことも、ウッドショックを深刻化させる要因となっています。
梶谷建設では
国産材をメインに使用していますので、輸入材料に比べると、入荷しない、注文できないということは今のところありません。しかしながら、国産材も少しずつ値上がりはしていますので、ご契約分と当面のお宅分の在庫確保は先発注という形で対応を進めております。
金額面でもお客様に後々追加費用を頂くことが無いよう、進めております。
これからどうしたら
先が見えないウッドショック。新築やリフォーム工事をお考えの方は不安を感じられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
家づくりの時期がお決まりの方(お子様の小学校入学など)は、工務店などに相談頂き、対応を確認されることをお勧め致します。
→梶谷建設では、オンライン相談会などお気軽にご相談を受け付けております。お気軽にご相談下さいね。
家づくりやリフォーム工事はまだまだ先という方は、少し様子を見られるのもひとつ。
ただし、木材以外の材料も年々値上がりしている状況ではありますので、今より価格が下がることは考えにくいのも事実です。今できること、例えば「資金計画のためのライフプラン」など、まずは自分たちの家づくりを少しずつ進めていきましょう。
また、意外と盲点な分譲住宅を検討するというのもアリかもしれません
弊社には販売中の分譲モデルハウスもございます。
コロナ禍の現在、なかなか家作りの検討がスムーズにいかないという方も多いかと思います。弊社では、オンライン相談以外にもモデルハウス見学などもオンライン(ZOOM・LINEなど)などで対応しておりますので、お気軽にご連絡下さいね。