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Style No.2 贅沢な空間使いが実現した、ゆとりある家

大阪など、全国を転々としてきたH氏。定年を迎えるのを機に、梶谷建設に依頼したのは「とにかく、無駄のある家をつくってほしい」というもの。忙しい中で、あらゆる無駄を取り除いてきた。無駄のない生活は、機能的ではあるけれど、それではゆとりが失われていってしまう。長い転勤生活の中でそう気づいたH氏は、定年後の住まいのテーマを「無駄」と定めた。大きな玄関。広すぎる廊下。長く突き出た軒。H氏夫妻は「無駄でしょう」と嬉しそうに語る。90歳を迎える夫妻だが、背筋はピンと伸びて、笑顔は年齢を感じさせないほど若々しい。心にゆとりがあると、体も健康になるのだろう。

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エアサイクル工法、第一号の家

H氏邸は、昭和62年に竣工。その際、梶谷建設から提案されたのが、エアパス工法の前身である「エアサイクル工法」だった。当時はまだ前例がなかったパッシブソーラー工法だが、H氏は快く頷いた。エアサイクル工法の良さよりも、梶谷建設の人の良さに惹かれ「梶谷建設が言うんだから間違いないだろう。」という気持ちで承諾したという。こうしてH氏邸は、梶谷建設のエアサイクル工法第一号の家となった。その良さは、住むにつれてわかってきたという。夏も冬も、あまり空調機器に頼らず済んでいることも、健康に一役買っているのかもしれない。

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自慢の玄関と廊下

H氏が無駄と言いながら自慢する広い玄関と廊下は、木の艶が残り、傷一つない。築28年となるが、竣工以来、補修は一切していないのだという。なにか特別な手入れをしているのかと聞けば「毎日、この広い玄関と廊下をピカピカにするのが楽しい!」と奥様。掃除をしながら体を動かすのが何より楽しいという。「ピカピカになると、とっても嬉しくなって。向かいにある学校も、一緒に掃除をさせてもらっています。」とのこと。そんな奥様は、近所でも有名人だそうだ。

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軒から季節を感じる

大きく突き出た軒は、H氏邸の特徴の一つでもあり、H氏のこだわりの一つでもある。仕事柄、都会暮らしが長かったため、田舎の家の大きく突き出た軒にずっと憧れていたという。「この長い軒のおかげで、雨が降っても窓を開けていられるんだ」とH氏。居間から眺める庭の風景は、亡きお母様もお気に入りだったそうで、お母様がいつも座っていた座椅子は、今でもずっと残してある。窓から外に目をやると、長く突き出た軒の向こうにお母様の愛した庭の風景が広がっている。